ニキビを誤って潰してしまったらどうすればいい?

ニキビは、潰すと早く治ると思っていませんか?しかし、肌の表面の厚さは0.02ミリしかないため、肌は思っている以上にデリケートで傷つきやすいです。

 

さらにニキビを潰して肌の真皮まで傷つけてしまった場合は、シミになるだけではなく、ニキビ跡やクレーター状になる恐れがあります。ここでは、ニキビを潰すことによって起こる肌への影響や、潰してしまった場合の対処法について紹介します。

 

ニキビを潰すとどうなるか

ニキビを無理に潰すと、デリケートな肌に深刻な影響を及ぼします。肌への主な3つの影響を、詳しく見ていきましょう。

 

ニキビの部分が炎症

ニキビができている肌は、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まっているため、肌の抵抗力がすでに落ちています。そこへ雑菌や汚れがついた手で刺激したり、ニキビを潰したりすると、炎症を引き起こします。

 

炎症を起こした肌は、すでに角質層も弱っている状態なので、より雑菌が侵入しやすく、どんどんニキビが悪化します。

 

ニキビ跡になる

ニキビを潰して肌の表面の角質層が傷ついた場合、化粧水や乳液などでしっかり保湿すると、ターンオーバーが整ってくるので自然に治りやすいです。

 

しかし、肌の生まれ変わりであるターンオーバーは肌の表皮で行われるので、その下にある真皮までは再生されません。そのため真皮まで傷つけてしまうと、ニキビ跡になり、スキンケアだけで消すのは難しくなります。

 

クレーター状になる

肌の真皮まで傷つくと、ニキビ跡は凸凹したクレーター状になる場合があります。こうなると、自然に完治するのはとても難しいです。完治させるには、コラーゲンやヒアルロン酸の注射、レーザー治療が必要になります。

 

潰してしまったニキビの対処法

ニキビは潰さないことが一番です。しかし、できてしまったニキビを、ついつい爪で引っかいて潰してしまうこともあるでしょう。そんなときは、ニキビ跡を残さないように早めにケアすることが大切です。おすすめの8つの対処法をチェックしていきましょう。

 

対処法1. ニキビとその周辺を刺激しない

潰してしまったニキビやその周辺を触ると、手についている雑菌や汚れが侵入して、よりニキビが悪化します。触ったりこすったりして刺激しないように気をつけましょう。どうしても気になる場合は、ニキビの部分に絆創膏やガーゼをして保護しましょう。

 

対処法2. 洗顔をして清潔に

40℃以下のぬるま湯で肌をこすらずに洗顔し、清潔なタオルで顔を軽く押さえるように水分をふき取り、肌を清潔に保ちます。お湯が熱すぎると、肌に必要な皮脂や角質層の水分まで洗い流してしまい、乾燥につながるので注意しましょう。

 

対処法3. しっかりスキンケア

洗顔後はすぐに化粧水や乳液などで保湿し、肌の水分や油分の蒸発を防ぎましょう。肌が潤っている状態だと角質層が閉じているので、乾燥やニキビの治りが早くなります。

 

対処法4. 血行を促進

身体の血行が良くなると、酸素や栄養分を全身に届けることができます。すると、傷ついた肌が回復しやすくなります。忙しくても20分はウォーキングやストレッチをするなど、少し汗ばむぐらいの軽い運動を定期的に行うよう心がけましょう。

 

対処法5. 睡眠

肌は睡眠中につくられます。睡眠は、体温が下がっていくときに誘発されるため、睡眠の2〜3時間前に入浴を済ませることが理想です。

 

特に肌のゴールデンタイムと言われる午後10時〜午前2時の間に熟睡すると、肌の成長ホルモンが分泌されるため、ターンオーバーが促進されます。肌や健康のためにも、睡眠をしっかりとりましょう。

 

対処法6. 食事

ニキビ跡を残さないためには、食事にも気を使うことがとても大切です。ニキビやニキビ跡におすすめの栄養素はこちらです。

 

  • ビタミンB群
  • ビタミンB群はニキビの予防に効果的で、皮脂をコントロールし、肌のターンオーバーをサポートする栄養素です。納豆やたまごに多く含まれています。

     

  • ビタミンC
  • ビタミンCは美容に良い栄養素で、抗酸化作用により肌を過剰な活性酸素から守ってくれます。シミを薄くしたり、ニキビの炎症を防いだりする効果も期待できます。いちごやキウイなどに多く含まれています。

     

  • ビタミンE
  • ビタミンEはアンチエイジング効果があり、血行促進に役立つ栄養素です。また、ビタミンCと同様に抗酸化作用があります。いくらや大豆に多く含まれています。

     

    対処法7. 悪化したら皮膚科へ

    セルフケアではニキビ跡が残りそうなほど悪化している場合は、皮膚科を受診しましょう。ニキビの炎症を抑える塗り薬を処方してもらい、きちんとケアしましょう。

     

    対処法8. 皮膚科でレーザー治療

    どんなにケアしてもニキビ跡が改善しない場合は、皮膚科でコラーゲンやヒアルロン酸の注射、レーザー治療をすることも検討しましょう。

     

     

    ニキビを潰してしまってニキビ跡を残さないためには、洗顔やスキンケアをし、睡眠や栄養をしっかりとることがおすすめです。すぐに効果が出なくても諦めずに根気強くケアを続けると、自然に治っていくことが多いです。念入りにお手入れし、ニキビ跡がないきれいな肌を目指しましょう。