思春期ニキビはいつからいつまで?放置してても自然に治る?

ニキビの種類はたくさんありますが、特に10代の人たちが悩むのが思春期ニキビです。おでこやTゾーン、小鼻にできやすいのが特徴です。

 

青春のシンボルとも言われる一方で、一度できるとなかなか治りません。ここでは、この思春期ニキビの定義や原因、対策方法について、詳しく紹介します。

 

思春期ニキビの定義と原因

人には、身体が大きく成長する時期が2回訪れます。個人差はありますが、小学校高学年くらいから2回目の成長が始まります。これが、第二次性徴期です。この10歳〜15歳にあたる第二次性徴期にできるニキビが、思春期ニキビと呼ばれます。

 

第二次性徴期には成長ホルモンが分泌され、身体が子どもから大人へと急激に変化します。成長ホルモンは、骨や筋肉を発達させ、身体の代謝を促しますが、肌の皮脂腺を刺激する働きもあるため、皮脂の分泌が過剰になります。

 

大人に比べて10代の肌は、特に毛穴が小さいため、毛穴が詰まりやすいです。そのため、皮脂の多い場所を好むアクネ菌が繁殖し、炎症することでニキビができてしまいます

 

思春期ニキビは、皮脂腺が多いおでこやTゾーン、小鼻などの広い範囲にニキビができることが特徴ですが、18歳頃をピークに、遅くても20歳頃には終わることが多いです。

 

思春期ニキビの対策方法

成長ホルモンによってできる思春期ニキビですが、放置していても自然に治っていくものなのでしょうか?ここでは、3つの対策方法を紹介していきます。

 

対策1.洗顔をしよう

朝晩2回、必ず洗顔料を使って洗顔することが大切です。思春期は皮脂の分泌が盛んになっているため、皮脂が毛穴に詰まってニキビを悪化させないよう、余計な皮脂はしっかりと洗い流しましょう。

 

皮脂をコントロールし、ニキビの原因になるアクネ菌の繁殖を抑えるニキビ専用洗顔料がおすすめです。

 

洗顔の際には、肌をゴシゴシ擦ったり、ニキビをつぶしたりすることはやめましょう。擦ると肌の奥まで傷つくため、肌の表面がターンオーバーで生まれ変わっても、ニキビの跡が残ってしまいます。また、つぶすとそこから雑菌が入り、炎症を起こしてしまいます。

 

洗顔さえしっかりすれば、思春期ニキビはある程度は放っておいても良くなることが多いです。それは、第二次性徴期が終わってホルモンバランスが整ってくると、自然に落ち着いてくるためです。

 

対策2.睡眠

勉強や習い事、遊びなどに忙しい10代ですが、睡眠は最低でも6時間、理想としては7時間半とるようにしましょう。睡眠をしっかりとると、1日の疲れを癒すことはもちろん、脳や身体を休めることができます。

 

特に睡眠のゴールデンタイムと言われている午後10時〜午前2時に寝ていると、新しい細胞がたくさんつくられ、肌の修復や再生ができるので、ニキビも治りやすくなります。できるだけその時間には熟睡しているようにしましょう。

 

対策3.食生活

毎日野菜やタンパク質の摂取を心がけた食事をすることが大切です。

 

にんじんやカボチャ、ほうれん草などの野菜にはビタミンAが含まれ、肌の生まれ変わりを促進して毛穴の詰まりを防いだり、肌を保護したりする働きがあります。

 

また、たまごや肉などのタンパク質は、肌や筋肉をつくる働きがある栄養素です。不足すると、肌の生まれ変わりができなくなって古い角質や汚れが滞り、毛穴が詰まってしまいます。

 

さらにタンパク質には身体の免疫力をアップさせる働きがあるので、不足すると免疫力が低下してアクネ菌に抵抗できなくなり、よりニキビを悪化させてしまいます。

 

特に甘いお菓子やスナック菓子、ファーストフードは、できるだけ控えましょう。これらには肌をつくるビタミンやミネラルなどの栄養素がほとんどなく、代わりに脂質がたっぷり含まれています。脂質を摂りすぎると、より皮脂の分泌が活発になり、ニキビの原因になります。

 

 

10代の思春期ニキビは成長の過程で起こるものなので、ホルモン分泌がおさまる18歳頃には落ち着きます。

 

ただ、紹介したようなニキビ対策をきちんと行わないと、跡が残ってしまうので注意が必要です。生活習慣に気をつけ、洗顔をしっかり行いましょう。