おしりニキビの原因と治し方

気づかないうちにおしりにニキビができていた!いつもと同じ生活をしているのに、突然どうして?とびっくりしますね。ですが、実はおしりはニキビができやすい場所です。そして、ニキビだと思ってもニキビとは違う別のブツブツということもあります。ここでは、おしりニキビの原因とその治し方を紹介します。

 

そもそもニキビはなぜできてしまうの?

今まで顔にできたことはあったけれど、おしりになぜニキビが?そもそもおしりにニキビってできるの?と思う人も多いと思います。ニキビは顔だけでなく、全身どこにでもできる可能性があります。まずは、ニキビができるメカニズムを理解しましょう。

 

どうやってニキビはできるの?

おしりニキビの特徴を知る前に、まず、ニキビができる流れを説明します。

 

最初に何らかの原因で毛穴がつまり、そこに皮脂がたまります。すると、肌の常在菌であるアクネ菌が毛穴に詰まった皮脂を栄養にして増えていきます。そして、このアクネ菌が炎症、化膿を引き起こすことによって、ニキビが発生します。このニキビ発生の仕組みは、体のどの部位でも同じです。

 

ニキビを治すアプローチは4つ!

このように発生するニキビ、どのようにすれば治せるのでしょう。基本的なアプローチはこちらの4つになります。

 

  • 毛穴がつまらないようにケアする
  • 皮脂の過剰分泌を抑える
  • アクネ菌を殺菌、もしくは増殖させないようにする
  • できてしまった炎症を抑える

 

この4つをできてしまった部位の特徴に合わせた方法で組み合わせてケアすると、ニキビを治すにはとても効果的です。では、お尻のニキビにはどのような特徴があるのでしょうか。

 

おしりニキビの特徴を知ろう

実はおしりは体の中でもニキビができやすい場所です。それはなぜでしょうか?おしりニキビの特徴は3つあります。

 

ポイント1.毛穴のつまり

おしりは毛穴が詰まりやすい部位です。その原因は、おしりが置かれている生活環境によるもので、座ることによる肌への刺激が主です。この刺激が毛穴のつまりにつながっていきます。

 

学校や塾、そして仕事中など、1日の中で座っている時間は生活時間のかなりを占めます。座っている間、おしりの皮膚は、ほぼ全体重を支えていることになります。つまり、おしりの皮膚は座面から体重を支える分、強い刺激を受け続けている状態です。

 

皮膚は刺激を受けると、皮膚の一番外側にある角質層が厚くなり硬化して、肌を守ろうとします。これを肌の過角化といいますが、この過角化が進むと、毛穴の出口である角質層が硬くなって毛穴が塞がれてしまいます。

 

また、この過角化は下着との擦れによってもできるので、きつめの下着を身につけていると、下着のヒップライン部分が肌と擦れ、その部分が過角化して毛穴がつまり、ニキビができることも多くあります。

 

このように、おしりは皮膚の過角化が原因で毛穴がつまることが多いという特徴があります。

 

ポイント2.皮脂分泌

顔と違って皮脂が過剰分泌している感じはしないのに、なぜニキビができるのかと思うかもしれません。しかし、おしりにももちろん皮脂腺はあり、背中、デコルテほどではないにしろ、しっかりと分泌されています。そして、生活習慣が乱れたり、ストレスにさらされたりすると、詰まった毛穴の中に皮脂がたまっていってしまいます。

 

ポイント3.不衛生な環境によるアクネ菌の増殖

おしりは座っていると熱がこもって、汗をかきやすく蒸れてしまうという環境下に置かれています。また、トイレに行き、座面に座った時など、細菌がおしりに付着することもあり、肌をなかなか清潔に保てないこともあります。この状況ですと、アクネ菌は増殖してしまい、ニキビの原因になります。

 

注意!ニキビではない湿疹もある

おしりにブツブツができたからといって、ニキビとは限りません。おしりはニキビ以外の湿疹もできやすい部位です。どのようなものがあるのでしょうか。ニキビとの違いを覚えておきましょう。

 

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

小さいブツブツで、触ってみると全体的にザラザラしている湿疹は、毛孔性苔癬というものです。これは、古い角質が毛穴にたまってできたもので、痛み、炎症、赤みなどはありません。二の腕にもできることがあります。

 

肌を刺激から守り、清潔に保ち続けることで次第に解消されますが、一番効果的な方法はピーリングによるケアです。ただし刺激が強いので、おしりにも使えるピーリングを使用してください。

 

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤は、大きいおできのことで、表皮嚢腫とも呼ばれます。表皮の下に嚢胞という袋ができて、そこに本来ならばターンオーバーによって垢として排出されるはずの古い角質がたまっていくことでできるものです。できたばかりの小さい状態では、ニキビと勘違いしやすいですが、やがてニキビよりも大きくなり、自然には治すことができません。

 

粉瘤は病院で治療しなければ治りません。大きくなると痛みを感じることも多いので、見つけたら早めに病院へ行きましょう。

 

おしりニキビはどう直せばいいの?

ではおしりニキビの効果的な治療法はどのようなものなのでしょうか。おしりニキビの特徴である、毛穴のつまり、皮脂分泌、アクネ菌に適したアプローチをして、おしりニキビを治しましょう!

 

過角化を防ぐためにおしりへの刺激を減らす

まず長時間の座り仕事は避け、なるべく刺激を減らすようにしましょう。例えば、きつい下着ではなく、ゆったりした通気性のいい下着に変えるのでも構いません。長時間座ることが避けられないならば、肌が硬くなる前に、保湿クリームなどを塗って、角質に潤いをあたえて柔らかくしてあげましょう。

 

皮脂分泌を抑えるために生活、食事に注意

皮脂分泌を抑えるには規則正しい生活と、バランスのいい食生活が必要です。また、ストレスも大敵なので、溜め込まないようにしましょう。

 

アクネ菌増殖を防ぐため、肌は清潔に

なかなかこまめにケアしづらい部位ではありますが、トイレに行くごとにデリケートゾーン用拭き取りシートなどで汗、細菌などを拭き取るようにすると効果的です。また、お風呂では泡で優しく洗って清潔に保ちましょう。

 

 

おしりのニキビ、いくら外からは見えないと言っても早く治したいですよね。おしりニキビの特徴にあわせて、できてしまったものは治す、そしてできづらいような環境を作って、おしりニキビとさようならしましょう。