思春期ニキビになる人とならない人の違いは?遺伝はするの?

思春期にあたる10代の中高生は、ニキビに悩むことが多いでしょう。実際に10代が抱える肌の悩みの一位が、ニキビと言われています。

 

一方で、思春期ニキビができにくい人もいます。人によって体質や肌質は違いますが、ほかにどのような違いがあるのでしょうか?また、遺伝性があるのかどうかについても、詳しく見ていきましょう。

 

思春期ニキビとは

10歳〜15歳にあたる第二次性徴期にできるニキビです。第二次性徴期には、分泌が多くなった成長ホルモンが皮脂線を刺激し、皮脂が過剰に分泌されます。思春期の毛穴はまだ小さいため、皮脂で毛穴が詰まりやすいです。

 

そのため皮脂の多い場所を好むアクネ菌が繁殖を始め、そこから炎症を起こし、思春期ニキビができてしまいます。皮脂が多いTゾーンや小鼻周りにできやすいことが特徴です。また、皮脂の分泌が活発な春から夏にかけて特に発生しやすくなります。

 

しかし遅くても20歳頃までには、第二次性徴期は終わります。皮膚科にかかるなどの特別な治療をしなくても、思春期ニキビは徐々に落ち着くことが多いです。

 

思春期ニキビになる人とならない人

思春期ニキビは、大半の中高生が経験するものです。しかし、なかには思春期ニキビと無縁の人もいます。そのような人は、もともと肌が強く、思春期ニキビや乾燥が起こりにくい肌質、体質だと考えられます。

 

でも、肌質や体質だけなのでしょうか?ほかにも次のような生活習慣が、思春期ニキビには大きく関わってきます。

 

脂っこい料理

揚げ物やスナック菓子をよく食べる習慣がある人は、思春期ニキビができやすいです。脂っこい食べ物は、皮脂の分泌をより過剰にしてしまうので、控えましょう。肌のターンオーバーを整え、皮脂をコントロールしてくれるビタミンB2が含まれる、卵やひじき、かつおなどを摂取するのがおすすめです。

 

甘いもの

チョコレートやケーキなどの甘いものは、高カロリーなうえに栄養もほとんど含まれていません。清涼飲料水も同様です。大量に含まれる糖質は、肌のタンパク質と結びついて変性・糖化するため、肌の弾力をなくして硬くし、毛穴を詰まらせてしまいます。

 

もし甘いものが食べたくなったら、果物を積極的に摂りましょう。りんごやキウイなどの果物には、肌に良いと言われているビタミンCが豊富に含まれています。

 

シャンプーのすすぎ残し

シャンプーをしっかり洗い流さず髪の生え際に残っていると、シャンプー剤により毛穴が詰まるため、おでこにニキビがたくさん発生してしまいます。シャンプーの後は、念入りにすすぎましょう。

 

洗顔

しっかり洗顔をしないと、汚れで毛穴がどんどん詰まってしまいます。朝晩2回洗顔をし、肌を清潔に保ちましょう。泡立てネットで洗顔料を泡立てて、洗顔することがおすすめです。手でゴシゴシ洗うと、肌の表面を傷つけたり必要な皮脂まで落としてしまったりするので、やさしく丁寧に行いましょう。

 

夜更かし

夜更かしをすると、乱れた自律神経が皮脂腺を刺激して皮脂を過剰にするため、ニキビの悪化につながります。また、肌の再生がうまくできなくなる原因になります。

 

特にゴールデンタイムと言われている午後10時から午前2時の間に熟睡すると、成長ホルモンが分泌されるため、肌の再生につながります。勉強や遊びに忙しい思春期でも、睡眠はしっかりとるようにしましょう。

 

思春期ニキビは遺伝するのか

思春期ニキビそのものが遺伝することは、科学的に証明されていません。しかし、両親の肌質や体質が子どもに遺伝することは考えられます。では、どのような肌質や体質だと、思春期ニキビができやすいと言えるのでしょうか?

 

オイリー肌

オイリー肌は普通肌と比べて、皮脂の量がとても多いです。女性であっても男性ホルモンが多いため、どうしても皮脂が過剰になります。皮脂腺も同様に大きいことが多いため、毛穴が詰まりやすいです。

 

毛穴が小さい

肌の毛穴が小さいと、どうしても毛穴に汚れがたまりやすく、排出しにくくなります。そのため毛穴が詰まりやすく、ニキビもできやすいです。

 

乾燥肌

乾燥肌は肌が硬いため、毛穴が詰まりやすいです。ターンオーバーが乱れることも多いので、バリア機能が低下し、肌の水分を保持できません。すると、乾燥から肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されるため、毛穴が詰まってニキビを招きます。

 

また、角質層が乾燥で剥がれていると、外から汚れや細菌が侵入しやすくなるため、炎症ニキビにもなりやすいです。

 

 

両親から受け継いだ肌質や体質によって、思春期ニキビができやすいことは考えられます。また、家族と生活している場合は、同じ生活習慣から思春期ニキビが発生することもあります。揚げ物や甘いものを頻繁に摂取する習慣があれば見直し、野菜や果物を積極的に摂ったり睡眠時間をしっかり確保したりしましょう。