うつ伏せや横向きで寝るのはニキビを刺激するので気をつけよう

気になるニキビ、しっかり洗顔してケアしているのに、どうして減らないのかと悩んでいる人も多いでしょう。そういう人は、もしかしたら「寝相」が重要な鍵かもしれません。なぜ寝相が鍵なのでしょうか。ニキビと寝相の関係を紹介します。

 

実は関係あり!ニキビと寝相

一見ニキビとは関係なさそうな寝相ですが、実は大いに関わりがあります。まずは、ニキビがどうやってできるの、そのメカニズムのお話していきます。

 

そもそもニキビができるメカニズムは?

思春期から大人に至るまで悩まされがちなニキビですが、顔だけではなく、体のどの部位にもできるものです。どの部位でもその発生メカニズムは同じで、以下の流れでニキビは生まれます。

 

  1. なんらかの原因によって毛穴がつまる
  2. つまった毛穴に皮脂がたまる
  3. 皮脂を栄養にアクネ菌が繁殖する
  4. アクネ菌が炎症、化膿を引き起こしニキビができる

 

寝相とニキビ発生。どう関係あるの?

では、ニキビはどうして寝相と関わりがあるのでしょうか。それは、「肌への刺激」と「アクネ菌」に関係があります。

 

枕、布団に触れることによる刺激

ニキビの発生原因のきっかけとなる毛穴のつまり。毛穴が詰まってしまう原因は様々ですが、肌が刺激を受けることによって毛穴が詰まってしまうことがあります。

 

皮膚の一番外側にある角質層は、肌に刺激を受けると肌を守るために層が厚く、かたくなり、「過角化」という状態になります。この過角化になると、毛穴の出口はかたくなり、やがては塞がれてしまいます。これによって、ふさがった毛穴が誕生し、そこに皮脂がたまり、ニキビ発生へと繋がります。

 

この刺激ですが、例えば枕と肌との擦れ、布団と肌との擦れなども含まれます。枕、布団などと触れる肌の部位はどのような寝方で寝るかによって変わります。寝具と触れる部位は触れない部位より毛穴がつまりやすく、ニキビができやすいので、寝相はニキビのできる場所と多いに関わっています。

 

枕に染み込んだ汗、皮脂、そして細菌

そして、ニキビの原因となるアクネ菌も、寝相と関係してきます。それは、枕の汚れです。

 

例えば横向きに寝た時、枕には頬から皮脂や汗、そして細菌が付着します。そして、清潔とは言いがたくなった枕では、細菌が繁殖していきます。夜寝る前に綺麗に洗顔しても、このような枕に顔をつけた時点で枕についている汗、皮脂汚れだけでなく、細菌も顔に付着してしまいます。こうなると、いくら洗顔してもニキビの原因を絶つことができません。

 

うつ伏せ、横向きだとどこにニキビができる?

このように、寝相によってニキビが発生しやすくなることがわかりました。そして、寝相とニキビの関係はこれだけではなく、寝相によってニキビができやすい場所というのもあります。いつもニキビができやすい場所がある…これは寝相と関係しているかもしれませんよ。

 

うつ伏せ寝の場合

うつ伏せ寝の場合、おでこが枕に触れやすいのでTゾーンにニキビができやすくなります。また、口が枕についていると呼吸する時に息が枕の中にこもります。すると、その湿気で口まわりが蒸れている状態になり、細菌が増殖しやすく口まわりにもニキビが出がちです。

 

横向き寝の場合

横向き寝で、いつもどちらか一方の頬を下にしがちという場合は、いつも決まった側の頬のニキビが多いという特徴があります。また、頬だけでなく、こめかみにもできやすいです。

 

できてしまったニキビへの影響も

寝相によってニキビができやすいというのはわかりましたが、では、できてしまったニキビへの影響はあるのでしょうか。

 

ニキビが潰れてしまうことも

ニキビに枕、布団が触れ、刺激になるのもよくありません。例えば膿をもっているニキビの場合、うっかり枕に圧迫することで潰れてしまうこともあります。ニキビが潰れた跡に枕から細菌が入り込むと、余計に悪化し、治りがどんどん遅くなってしまうこともあります。また、ニキビが潰れてそこから枕に細菌が移動するのも、よろしくありません。

 

白ニキビ、黒ニキビも炎症してしまうかも

まだ炎症をしていない白ニキビ、黒ニキビも、枕などに触れることで、擦れ、傷がついてしまい、そこから細菌が入り込み、炎症する危険もあります。ニキビ跡ができにくい白ニキビや黒ニキビも、炎症ニキビになるとニキビ跡ができてしまうかもしれません。寝相がニキビ跡にまで影響してくるので、注意が必要です。

 

ニキビを生み出さないためには?

このように、枕、布団に肌が触れるとニキビができやすくなったり、できていたニキビが悪化してしまったりと、寝相とニキビの関係はかなり密接につながっています。では、ニキビを予防し、治療しやすい寝相にはどういうものがあるのでしょうか。

 

寝相は仰向け推奨。ただし…

やはり、肌が枕に触れづらい寝方である仰向けが一番肌に刺激を与えません。ただし、かけ布団を顎に触れるくらいまでかけないことです。いくら頬、Tゾーンが枕に触れていなくても、布団が顎にかかると顎にニキビができやすくなってしまいます。布団は顔にかからない程度の位置にしてくださいね。

 

また、確かに仰向けが一番肌が直接触れない寝方ですが、背中、お尻にニキビがある場合は、布団との圧迫による刺激でニキビが悪化してしまう恐れもあります。常に仰向けで寝るというのではなく、背中やお尻にニキビができている時は横向きになるなど、その時の状態で寝相を変えるようにしましょう。

 

寝具、特に枕カバーを清潔に!

肌に触れる恐れのある枕カバー、布団カバーはできる限り清潔に保ちたいものです。できたら枕カバーは2日に1度は洗うようにしましょう。カバーだけでなく、布団も干したり布団乾燥機を使って湿気を溜め込まないようにしてくださいね。

 

 

このように、寝相はニキビを作りやすく、できたニキビには悪化させる刺激となってしまいます。寝相、そして寝具を清潔に保つことを心がけて、ニキビができづらい環境を整えていきましょう。