首もとニキビの原因と治し方

身体のいたるところにできてしまうニキビは、首もとにできることもあります。首は、髪の毛や服が触れたり、手でつい触ってしまったりする場所なので、ニキビができると厄介です。そもそも首は、顔とは違って皮脂の量が少ないですが、なぜニキビができてしまうのでしょうか?その原因と治し方について考えてみましょう。

 

首もとニキビの原因とその特徴

皮脂の分泌量が少ない首は、本来ならニキビはできにくいところです。実際に、皮脂の過剰分泌がアクネ菌の増殖を招いて起こるいわゆる「思春期ニキビ」は、首にはなかなかできません。つまり、首もとにできるニキビは「大人ニキビ」と呼ばれるものです。この大人ニキビが首もとにできてしまう原因とは、一体何なのでしょうか?

 

原因1. 肌の乾燥

首のニキビに関わらず、大人ニキビができる原因は肌の乾燥にあります。肌が乾燥すると、肌の自己防衛機能が弱まります。この状態の時に毛穴に角質が詰まると、炎症を起こしてしまうからです。顔の保湿対策を気にしている人はとても多いですが、それに比べて首もとは見落としやすい場所といえます。そのため首もとが乾燥し、ニキビができてしまうと考えられます。

 

原因2. 汚れがとれていない

首には誰でも横ジワが入っています。この横ジワ部分には垢がたまりやすく、身体を洗う時にも見落としがちです。更に首の後ろ側は、前側よりも見落としやすいです。特に髪の生え際との境目などは、洗い残しやすい場所といえるでしょう。

 

また、シャンプーやリンス、ボディソープなどがきれいに落ちていないということもあるでしょう。このように首をきちんと洗っていなかったり洗い残しがあったりすると、毛穴に皮脂汚れやシャンプーなどが詰まってしまうため、ニキビの原因になります。

 

原因3. 首が触れるところが汚れている

制服やシャツの首回りに付着した皮脂汚れを、放置していないでしょうか?シャツはともかく、制服の上着は毎日洗濯しないでしょう。こうした衣服や寝具に汚れが付着している場合も、首もとニキビの原因になる可能性があります。髪が長い人は、髪の毛に付着している汚れにも気をつけましょう。

 

これらはホコリや自分自身の皮脂汚れですが、皮脂は毛穴に詰まってしまうので、ニキビをつくりやすくなります。

 

首もとニキビの治し方

首もとニキビができてしまって痛みがある時は、どうすればいいのでしょうか?ニキビケアの鉄則は、ニキビを故意につぶさないことです。それさえ気をつけていれば、時間が経てばニキビはなくなります。

 

でも、ニキビがある状態で長時間過ごすのは嫌なものです。ニキビを早く治したい時は、次の3つの方法を試してみましょう。

 

治し方1. 保湿ケアをする

首回りの肌の乾燥によりニキビができてしまった場合、肌が乾燥したままだと治癒も遅くなるうえ、悪化する可能性もあります。ニキビができていると油分が多いのでは?と思ってしまって、ついつい保湿ケアを怠りがちですが、ニキビができている時こそ保湿ケアをしっかりしましょう。

 

ただし、刺激の強いクリームや化粧水の使用は控えましょう。ニキビによる炎症がさらにひどくなってしまう恐れがあります。首回りに使う保湿ケア用品は、普段から顔に使っている化粧水や乳液で応用できます。

 

顔に使ってみて刺激がないのであれば、首回りに使ってもトラブルの元にはなりません。顔の保湿ケアをする時に、首もいっしょにケアすると良いでしょう。化粧品をニキビに使うのが不安な場合は、ニキビケア用のクリームなどで保湿をしてください。

 

治し方2. しっかり洗って、しっかり洗い流す

首もとニキビの原因のほとんどが、首回りをしっかり洗っていなかったり、シャンプーやリンス、ボディソープなどの洗い残しが多かったりすることです。ニキビを治したい場合は、しっかりと首回りを洗うことが大切です。髪の毛を洗った後も、髪だけでなく首回りにすすぎ残しがないかチェックしましょう。

 

治し方3. ニキビ用の洗顔料を使ってみる

すでに首もとニキビができてしまっている場合、普通のボディソープを首回りに使うと、刺激に負けて炎症を起こしてしまうかもしれません。このような時には、ボディ用ではなく普段から顔に使っている洗顔料を使うと良いでしょう。

 

ですが、本気でニキビを治そうと思ったら、一番の味方はやはりニキビ用の洗顔料です。ここで気をつけたいのは、首もとニキビのほとんどが「大人ニキビ」であることです。思春期ニキビと大人ニキビでは、専用の洗顔料も異なります。大人ニキビ用の洗顔料を選びましょう。

 

首もとニキビの再発防止策

上記で紹介した方法でニキビが早く治ったとしても、日々の生活で気を配っていなければ、またニキビが発生するかもしれません。特に、一度ニキビができた人は、ニキビが生じやすい行動をとっている可能性が高いので、再発予防にもしっかり取り組みましょう。

 

再発防止策1. きれいに洗って保湿ケア

ニキビの治し方でも紹介した「保湿ケア」と「しっかり洗う」ということは、そのまま再発防止策としても効果的です。首が乾燥しているとニキビができやすい環境になるのに加え、きれいに洗っておかなければ、また皮脂汚れなどが毛穴に詰まってしまいます。たとえニキビが治ったとしても、この2つのケアは意識して続けましょう。

 

再発防止策2. 衣服や寝具をマメに洗う

いくらお風呂できれいに首回りを洗ったとしても、普段使っている枕カバーやベッドシーツ、衣服に皮脂汚れが付着していると、意味がありません。衣服は一度着たら、すぐに洗濯をするようにしましょう。特にハイネックなど首回りに触れる部分が多い服には、要注意です。

 

枕カバーやベッドシーツを頻繁に洗うのは面倒かもしれませんが、できるだけこまめに洗うことをおすすめします。それが難しい場合は、首に触れる部分にタオルなどを引いて、使った後は洗うようにすれば、この問題を解決できます。

 

再発防止策3. 規則正しく健康的な生活を

いくら保湿ケアなどの対策を行っても、不健康な生活を送っていては、肌は弱ってしまいます。肌のパワーを最大限に保つためには、十分で質の良い睡眠、バランスのとれた食生活、ウォーキングなどの軽い運動などがとても重要です。特に食生活では、肌の新陳代謝にとても重要なミネラルやビタミンを豊富に含んだ食材を、積極的に摂りましょう。

 

 

首もとは衣服や髪が当たりやすい場所なので、一度ニキビができると、痛かったりかゆかったりして大変です。しかし、ケア自体はそんなに難しいものではありません。保湿や洗い方に少し気をつけるだけで改善できるケアのしやすい場所です。ここで紹介した対策をして、首もとニキビに悩む生活とはお別れしましょう。