耳ニキビの原因と治し方

「耳が痛い」とか「寝ていると耳の中に違和感がある」などという人は、耳の中や周辺にニキビができている可能性があります。実は耳も、ニキビができやすいところです。

 

ここでは耳ニキビができるメカニズムやその原因、対処方法を紹介していきます。耳ニキビは神経が集まっているところにできるため、痛みがでやすく辛いです。そのため、見つけたらできるだけ早めに対処しましょう!

 

耳ニキビとは?

耳は複雑な構造をしており、外気に常にさらされている外耳から脳に近い内耳まで広がっています。この内耳・外耳にできるのが、耳ニキビです。耳周辺は神経が多く集まっているので、他の部位より痛みやかゆみを感じる度合いがひどく、一度ニキビができると辛い日々が続きます。

 

さらに、中耳炎や内耳炎で有名な中耳腔や内耳という場所には、外部からの雑菌の侵入を防ぐためにイヤーワックスと呼ばれる脂分の強い液体が分泌されています。

 

ニキビは皮脂の分泌が盛んな肌が炎症を起こしてできるため、中耳や内耳部分にニキビができるとなかなか治らず、いつまでもニキビに悩まされます。

 

耳ニキビの原因3つ

耳は毛穴が小さいので、ニキビの原因になる雑菌が好む皮脂や老廃物が詰まりやすいです。さらに、耳にできるニキビは長い間気がつかないことが多いので、炎症を起こすタイプのニキビが多いです。

 

では、どのような場合に耳ニキビができてしまうのか、3つの原因を確認しましょう。

 

原因1. 不衛生

イヤホンを使って動画や音楽を見たり聞いたりしている人は要注意です。イヤホンは雑菌が繁殖しやすく、大変汚いです。そのため清潔にしないまま耳に頻繁に付けていると、ニキビのもとになる雑菌に感染しやすくなります。

 

また、私たちが毎日使用している寝具は、汚れやすく雑菌が繁殖しやすい環境です。そのため寝具をあまり頻繁に取り換えていない人も、要注意です。

 

横向きに寝るなどして毎日寝具に耳が触れると、寝具に付いている雑菌が耳に付着する確率が高くなり、ニキビができやすくなります。寝具が汚くて耳ニキビができている人は、顔にもできやすくなります。

 

原因2. 洗い残し

シャワーの後に、耳の中に石鹸やシャンプーの泡などが残っていませんか?また、耳をタオルで拭かないまま、翌日まで放置したことはありませんか?

 

石鹸カスの洗い残しが耳の中に入っていたり、耳の中が濡れていたりする状態が長く続くと、イヤーワックスで守られているバリアが薄まり、雑菌が繁殖しやすくなります。

 

原因3. ホルモンバランスの乱れ

ストレスがたまったり風邪をひいたりすると、ホルモンバランスが乱れ、肌表面を覆っているバリア機能が弱くなります。

 

ホルモンバランスが乱れると、女性でも男性ホルモンが盛んに分泌されるようになるため、通常よりも皮脂の分泌量が多くなります。そうなると皮脂腺が多い耳の中も、イヤーワックスが大量に分泌されます。これにより、耳ニキビが一時的にできやすくなってしまいます。

 

耳ニキビの治し方3つ

耳や耳の中はとても弱いので、上記のような原因でバリア機能が一時的に弱くなり、ニキビができます。では、それらの原因に対してどのような治し方が適切なのか、それぞれ見ていきましょう。

 

治し方1. イヤホン・寝具などを清潔に保つ

イヤホンや寝具は、いつも清潔に保ちましょう。イヤホンはドラッグストアなどで売っているアルコール消毒剤で、こまめに拭き取ることをおすすめします。また、枕カバーなど毎日耳に触れるものは、できれば毎日取り換えましょう。

 

治し方2. シャンプーをしっかりすすぐ

よくすすいでいるつもりでも、意外と洗い残しはあります。耳の中にも入り込みやすいので、シャンプーやリンスなどは洗い残しがないよう、しっかりとシャワーですすぎましょう。

 

治し方3. 耳の中をあまりいじりすぎない

耳の中を常に清潔にすることは大切ですが、いじりすぎるのも、あまりよくありません。耳の内部はふだんから外部にさらされていないので、指で少しひっかくだけでも、簡単に傷ができてしまいます。

 

そのため、耳掃除はあまり頻繁にせず、1週間に1度程度にとどめましょう。ただ、耳に残った水分を毎日拭き取ることは重要です。

 

 

耳の内部にできるニキビは簡単に治りにくいため、一度できるといつまでも悩んでしまう人が多いのも特徴です。耳に触れるものは清潔にするほか、肌に合わないものは使用を止めるのも、ニキビを治すうえでは大切です。