部活でのプロテインがニキビと関係しているかも?

筋肉のラインをキレイにつけたり、肉体改造したりするためのアイテムとして必要なプロテイン。アミノ酸やミネラルなどの筋肉になくてはならない栄養素が配合されているので、男子にとっては部活の際の必需品です。

 

しかし、そのプロテインが逆効果をもたらすこともあります。今回はそんなプロテインとニキビの関係について紹介します。

 

プロテインとは

プロテインとは、良質なタンパク質を補うための栄養補助食品です。タンパク質は肉や魚、大豆などの食材に含まれていて、人の身体にとってとても大切な三大栄養素のうちの一つです。筋肉をつくるだけでなく、肌や髪の材料となり、美肌にとっても欠かせない成分です。

 

成分は種類によって違いますが、ほとんどのプロテインには良質なビタミンCが配合されています。ビタミンCはニキビ跡を治す効果が期待できる、ニキビには欠かせない栄養素です。

 

プロテインには、動物性と植物性の2種類があります。植物性に比べて動物性は吸収率が高く、アミノ酸の含有量が高いので、よりおすすめです。

 

プロテインのメリット・デメリット

プロテインは、筋肉を増やすための便利なアイテムです。プロテインの効果を最大限に活かすためにも、メリットとデメリットをしっかりと理解して、効率的に摂取しましょう。

 

メリット

筋肉をつくるために体内にタンパク質を摂取すると、同時に脂質も摂取するため、どうしても高カロリーになってしまいがちです。しかしプロテインは低脂肪なため、必要な栄養素だけを摂取し、低カロリーに抑えることができます。

 

また、筋肉を形成するために必要なアミノ酸をバランスよく摂ることができ、体内への吸収が早いです。プロテインのパッケージにはどういう成分が含まれているのか細かく記載されているので、どの栄養素をどれくらい摂取してるのか、正確な量が足りているのかどうか、自分でコントロールしやすいです。

 

プロテインはシェイカーに入れ水などに混ぜて飲むだけなので、手軽さが受けています。どこでも気軽に持ち運びが可能なプロテインは便利なわけです。

 

デメリット

プロテインは液体で摂取するので、一見して水分は足りていると思うかもしれません。しかし実は栄養分が液体化しているだけなので、水分は含まれていません。それなので、追加で水分を摂取する必要があります。

 

また、プロテインからどれくらいの量のカロリーを摂取しているか把握せずに摂り続けると、過剰摂取になる危険性があります。種類にもよりますが、プロテインには数多くの栄養素が含まれているので、摂り過ぎると栄養が過剰になって肌が荒れたり、ニキビが悪化したりします。

 

ニキビができやすい人は、毛穴に摂り過ぎた栄養分が詰まって炎症を起こすこともあります。また、プロテイン自体が身体に合わなくてニキビができることもあります。さらに過剰摂取は、腎臓や肝臓に負担をかけます。

 

特に肝臓はタンパク質を分解する臓器なので、負担がかかって働きが悪くなると、プロテインの効果が下がってしまいます。

 

プロテインとニキビの関係

プロテインがニキビに与える影響には、かなり個人差があります。ここでは、ニキビが治る場合と悪化する場合のそれぞれの理由を見ていきましょう。

 

ニキビが治る場合

プロテインに含まれるタンパク質は、ニキビだけでなく美肌全般に効果を発揮する成分です。主に次の2つの効果が期待されます。

 

新陳代謝を促進

ニキビは肌が乾燥して角質が厚くなり、毛穴に皮脂が詰まることによってできます。タンパク質は細胞の働きを活性化して新陳代謝を促すので、肌の皮脂や角質を正常な状態に戻します。そうするとニキビができにくい肌になり、ニキビを撃退することができます。

 

コラーゲンをつくる

タンパク質はコラーゲンを生成し、肌に潤いを与えます。すると厚くなった角質が柔らかくなり、ニキビ予防になります。プロテインと一緒に、皮脂の分泌を抑制する働きがあるビタミンB2やB6を摂ると、ニキビ改善の効果がアップします。

 

ビタミンB2は鶏レバー、B6はニンニクや鮪の刺身などに多く含まれています。また、ビタミンCには皮膚の角質化を防ぐ働きがあるので、一緒に摂取するとニキビが治りやすくなります。

 

ニキビが悪化する場合

特に要注意なのは、就寝前です。プロテインを夜寝る前に飲むと、ニキビができやすくなります。
プロテインにはさまざまな種類の栄養素が含まれているので、身体に良いと言われていますが、一方で栄養過多になりやすいです。

 

栄養過多になると肝臓に負担がかかるので、プロテインを摂取すればするほど、肝臓は分解作業に追われ疲弊します。肝臓には毒素を体内で分解する役割があり、その機能が弱まると、肌のターンオーバーを妨げる原因となります。そうすると肌が再生されにくくなり、ニキビができたり悪化したりします。

 

また、プロテインに多く含まれているタンパク質は、エネルギーとして体内で燃焼されると、腎臓からしか排泄されない尿素窒素やクレアチニンなどの老廃物が生成されます。そのため、プロテインを摂り過ぎると老廃物がたまりやすくなり、腎臓への負担が大きくなります。

 

これによってガスが発生したり、悪玉菌が増えたりします。そして老廃物が血液に取り込まれて、ニキビの原因になります。プロテインを牛乳と混ぜて飲んでいる人は、注意が必要です。

 

牛乳に含まれる脂肪分は、体内で消化して取り込まれる量が97%と高いため、脂肪分の摂り過ぎによってニキビができてしまうことがあります。豆乳と組み合わせるとニキビは避けられるので、プロテインを摂取するにあたっては、飲み合わせにも注意しましょう。

 

 

このように、プロテインにはニキビが治る場合も悪化する場合もみられ、その摂取とニキビの発生には関係があるかもしれません。プロテインでタンパク質をしっかり補うと、筋肉だけでなく内臓や美容にも効果があるため、飲み合わせを考えて効率的に摂取していきましょう。