あご・口の周りのニキビの原因と治し方

あごや口の周りのニキビは、20代、30代にできることが多く、大人ニキビの代表格とも言われています。皮脂線は少ないですが、顔の中でも特に乾燥しやすい場所なので、肌の内側も乾燥するインナードライの状態を招き、逆に皮脂分泌が過剰になりがちです。

 

また、毛穴がとても小さいので、皮脂が詰まりやすいという特徴があります。このあごや口の周りにできるニキビの原因から治し方にスポットを当てて、詳しく解説します。

 

あご、口周りのニキビの原因

まずは、あごや口周りにできるニキビの4つの原因を紹介します。自分のニキビの原因をしっかりと見極めてから、それに見合った有効なケアを考えましょう。

 

原因1. ホルモンバランスの乱れ

あごや口周りにできるニキビのほとんどは、ホルモンバランスの乱れが原因です。ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーの周期が乱れます。そうすると古い角質がたまり、肌表面に厚い層となって残ります。そして排出されなくなった皮脂が毛穴にたまるため、ニキビの原因になります。

 

ホルモンバランスの乱れは、主にストレスや偏った食生活、睡眠不足、飲酒、喫煙などの習慣によって起こります。女性の場合は生理周期にも関係していて、生理前後にニキビができやすくなる人もいます。

 

原因2. 摩擦などの刺激

ひじをつく時に手が触れるなど、あごや口の周りは日常の中で刺激を受けやすい場所です。さらに毛穴がとても小さく、皮脂が詰まりやすいので、ちょっとした刺激でも肌細胞がダメージを受けて傷つきやすいです。

 

手や髪の毛、髭剃りのカミソリ刃などが肌に触れて摩擦が起きると、肌にとって刺激となり、雑菌が小さな毛穴に付着し、ニキビをつくります。

 

原因3. 乾燥

肌は一度乾燥すると、水分のさらなる蒸発を防ごうと皮脂腺からの皮脂の分泌量が活発になります。これによって肌の乾燥は一時的に和らぐかもしれませんが、実際には皮脂が過剰になり過ぎて毛穴に詰まるので、ニキビの原因になります。

 

原因4. メイク

女性の場合、メイクで毛穴をふさぐと、皮膚の呼吸ができなくなります。特にリキッドファンデーションなどの油脂が多く含まれる化粧品、クマや肌荒れを隠すためのコンシーラーは、毛穴にたまってニキビをつくりやすくします。

 

ニキビの治し方や予防策

あごや口の周りにできたニキビを早く治すためには、丁寧に優しくケアしていくことが肝心です。では、原因ごとの効果的な治し方についてみていきましょう。

 

治し方1. 生活習慣の見直し

ホルモンバランスを整えるために、栄養バランスの良い食事や質の高い睡眠、適度な運動を生活に取り入れる努力をしましょう。また、ストレスを発散して脳をリラックスさせることも重要です。

 

特におすすめなのが、イソフラボンの摂取です。イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをします。

 

エストロゲンには女性ホルモンを整える働きがあり、ホルモンバランスの乱れで起こる身体の症状を改善する効果が期待できます。そのため、食品でイソフラボンの含有率が高い納豆や豆乳、またはサプリメントを積極的に摂りましょう。

 

治し方2.髭剃りの種類には注意しよう

男性の場合、髭剃りによってニキビを生じさせないことが重要です。まずは、髭剃りの種類に気をつけましょう。格安で販売されているT字カミソリは単調な構造のため、簡単に顔の角質層を傷つけてしまいがちです。

 

それに比べて電気シェーバーは、比較的肌に優しい構造なので、しっかりと根元まで髭を剃ることができる一方で、肌の角質層を傷つけることはほとんどありません。

 

また髭を剃る際には、石鹸ではなく、電気シェーバー専用のフォームやジェルを使うようにしましょう。石鹸を使うと、顔の皮脂を必要以上に落としてしまい、肌が乾燥します。さらに、電気シェーバーの保存にも注意しましょう。使用後の電気シェーバーの刃には、髭や角質が付着したままです。

 

それを洗わずに放置すると、雑菌が繁殖し、ニキビができる原因になります。そのため、電気シェーバーは水洗いできるものにして、使用後は毎回清潔にする習慣をつけましょう。

 

水やお湯などでしっかり汚れを洗い流したら、アルコール水に漬けて消毒することをおすすめします。アルコールのない場合は、沸騰させたお湯に数分入れると良いでしょう。そして、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。

 

治し方3. 肌の乾燥を防ぐ

乾燥によるニキビを防ぐためには、女性の場合は洗顔後の保湿、男性の場合は洗顔後に加えて髭剃り後の保湿が重要です。あごや口の周りというのは、意識しないとスキンケアがなかなか行き届かない場所なので、しっかり気を配るようにしましょう。

 

治し方4. 化粧直しはこまめに

ニキビ予防には、こまめな化粧直しが重要です。長時間化粧直しをしないままでいると、化粧品に汗や脂が染みこんで酸化が進みます。ですから、パウダータイプのファンデーションなどでしっかり化粧直しをしましょう。あぶらとり紙を使って余分な皮脂を抑えると、より効果がアップします。

 

さらに、帰宅後はできるだけ素早く化粧を落としましょう。メイクは時間が経つほど皮脂と混ざり、肌に悪影響を与えます。クレンジングでしっかりメイクを落とし、保湿をする習慣を身につけましょう。

 

 

生活習慣のクセは、なかなか変えられません。でもニキビを治すためには、少しずつ改善しようとする強い気持ちが大切です。紹介した治し方を参考に、前向きに取り組んでいきましょう!